国際問題にまで発展してしまったこの騒動。
まず一つ、会社の忘年会でも結婚式の出し物でも、余興といえばすぐに下ネタに走りたがる文化は、恥ずべき事なのだと改めて思った。本人達も反省し、不快感を与えた事を謝罪している。これは当然のことで、各国の留学生諸君も教訓にしてもらいたいものだ。
・・・と、反省を踏まえた上で、私は「やっぱり日本て、他のアジアの国々から嫌われてるのねぇ」とつくづく感じた。ニュースでは<「これがまさに中国人」と札を下げていたこともあり反日感情を煽る結果に云々>と伝えられたが、これは間違いなく誤報だとすぐに思った。
下ネタで盛り上げようとする過ちは、全くもって合点がいく。日本人がいかにもやりそうな事だ。でも、中国人を馬鹿にしていながら、わざわざ留学先に中国を選ぶ者はいないし、正面切って中国人を馬鹿にしているような発言をする現代の日本人は、石原都知事ぐらいしかお目にかかったことが無い。
実際、下げていた札というのも「日本」「ハートマーク」「中国」と、本人達は友好を示そうとした言葉だった。それがここまで真反対に伝わってしまうのは、下品なネタのせいだけではないだろう。
例えば、他の開発途上にあるアジアの留学生が同じように文化の違いを見誤って、現地の学生達に不快感を与えても、きっとここまで大きなデモや暴行・襲撃事件にまでは発展しないのではないか?
「いつか日本人は僕らに何かやらかしてくるのではないか」あるいは「中国を馬鹿にしているのではないか」という、歴史的背景からくる嫌悪感と疑念が根底にあるのでは?そんな気がしてならない。
方や、福岡一家4人殺害事件の実行犯を筆頭に、何人の日本人が殺されようが、どれ位の金品が奪われようが、彼らに対してデモはもとより、何の声も上がらないこのニッポン。
学園祭での留学生の出し物が、中国人全員を侮辱されたと団結する国民に対して、自分自身に危害が加わらなければ強盗も殺人も所詮ヒトゴトで、何の反応もしない日本人。
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▲中国情報局
日本人留学生わいせつ寸劇で暴動
西北大学
2003年11月02日毎日新聞より
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わいせつ寸劇:反日機運を刺激
「軽い気持ち」通じず中国
日本人留学生たちが演じた寸劇のテーマは「日中友好」だった。Tシャツにハートマークを背中に描いた留学生を、「日本」「中国」と背中に書いた別の2人の留学生がはさむように立ち、3人で手をつないだ。ハートマークに結ばれた日本と中国を表現したかったのだ、と彼らは言う。(中略)日本人留学生たちが胸に赤いブラジャー、腰に紙コップを突き立てた姿で、変則的な音楽をバックに叫び、跳びはねたからだ。5分ほどで中国人学生や教師に制止されたことからも、場違いな演出だったことがうかがえる。
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